にゅぅーーーん

年に一度、狂犬病予防注射のお知らせが保健所から送られてくる。
誕生月の関係で今までは病院でお願いしていたが、3ヶ月経過していれば次を打てると謂うことなので、今年から保健所の集団接種を受けることにした。その方が事務手続きも一回で済むし、接種済証明も切りが良くて色々面倒がない。昨今のドッグランでは必要なところが多くなってきたのだ(これについては嫌な話があるがここでは触れない)。

で、行ってみた。本犬は"ママと車でお出かけ!!…公園だ!ヤッホー(嬉)!"でシッポブンブンだが、申し訳ないチックンなんだな(笑)。
運動会で見るようなテントぐらいはあるのかと思いきや、机がポツポツあるだけ。手続きハガキを確認する人、立ったままのお医者さん(アンプルや注射器のための机で椅子無し)、証明書を発行する人が無造作に配置されている素っ気なさに、ちょっとびっくり。

で、並んで待つことにする。すると未だ事情を飲み込んでいないヤツは、前にいた大っきな黒ラブにご機嫌で取りあえずご挨拶。お互い暢気に鼻ちゅーしている。
前の子の順番が来た、飼い主さんの指示に従い温和しくお座りしてステイ、でも先生が注射器をお尻に近づけると首だけ回して"にゅぅーん"と覗き込む。二回トライした後で、大丈夫そうだが先生は念のために飼い主さんに保定を要望。彼は注射されても微動だにしなかった。後で飼い主さんの話が耳に入ってきた、彼を最近保護施設から引き取ったとのこと。明らかに成犬で躾もきちんとされている子だったので、手放した人にも事情があったのだろうな。

で、ヤツはどうだったかって?注射にはノーリアクション、それよりも遊ばず即撤収ーっがショックだったみたい(笑)。